導入事例

パワーフレックスは、2008年 11月のサービスイン以降、さまざまなお客さまにご利用いただいています。こちらのページでは、導入事例の一部をご紹介します。

Vol.1 kinezo

3年先もリプレースせずに使えるシステムをパワーフレックスで実現
株式会社ティ・ジョイ
http://www.t-joy.net/ 

設立:2000年 8月
資本金:30億円
業務内容:シネマコンプレックス
( 複合映画館 ) の企画・運営

株式会社りーふねっと
http://leafnet.jp/ 

設立:2001年 7月
資本金:8,800万円
業務内容:携帯向け各種ソリューションの提供、各種システム構築、キャンペーンサイトの運営

映画のチケットがいつでも予約可能に

東映の子会社である株式会社ティ・ジョイは、シネマコンプレックス ( 複合映画館 ) を全国 13ヵ所で展開。全館にデジタルシネマシステムを導入しているだけでなく、衛星を使った配信システムによって、これまでにない高画質を実現している。

2007年 2月には、PC・携帯からチケット予約が可能なシステム 「 kinezo  」 を導入。各映画館の座席システムと連係しており、事前に座席が選べるのが特長だ。現金だけでなくクレジットカードや電子マネーによる決済に対応しており、館内に設置されている自動発券機でチケットが受け取れるため、窓口に長時間並ぶ必要がない。対応している映画館は、今のところ新宿・出雲・長岡・新潟万代の 4ヵ所のみだが、2009年中にはさらに 4ヵ所を追加して合計 8ヵ所で、また将来的には、ティ・ジョイが運営するすべての映画館への展開も検討しているという。

急激なアクセス増にも耐えられるシステムを

このシステムを構築したのは、携帯向けサイトの構築・運営で実績のある株式会社りーふねっと。そして、これを支えているのが、at+link が提供するクラウド型ホスティング 「 at+link パワーフレックス 」 だ。りーふねっとの代表取締役を務める岡丈詞氏は、パワーフレックスの導入を決めた経緯を次のように語る。

「 2007年 2月のサービス開始時、kinezo は他社の専用サーバ上で稼働していました。サービス開始当初は順調でしたが、4館に対応するようになってからはサーバが頻繁に停止するようになりました 」

kinezo では、映画を観る 2日前の午前 0時からチケットが予約できる。例えば、土曜日に映画を観る場合は木曜日の午前 0時から予約可能になるが、話題の作品が上映される週は午前 0時を境にアクセスが集中する。その結果、負荷に耐えきれずにシステムが停止してしまい、サーバの再起動をしなければならないこともしばしばあった。

「 サーバの再起動はデータセンター側に依頼しなければならず、障害が発生してから 1 〜 2時間は停まっている状況でした。このような状況が頻発したので、2008年の夏頃からシステム改善を提案しはじめました。アクセス集中時でも耐えられるシステムを専用サーバで構築する場合、費用面でなかなか折り合いがつかなかったのですが、at+link さんからパワーフレックスの提案をもらったことで、クライアント側・システムを運用する側の両方にメリットのあるいい提案ができました ( 岡氏 ) 」

3年先でも、サーバをリプレースせずに使えるのが強み

kinezo がパワーフレックス上での運用を開始したのは 2008年 12月。岡氏は、パワーフレックスのメリットを次のように語ってくれた。

「 パワーフレックスのメリットは、 『 サービス停止時間を極限まで短縮することができる 』 『 運用開始後のスペックアップが柔軟に行える 』 『 サーバをリプレースせずに 3年先でも使える 』 の 3つだと思います。ウェブサーバは冗長化構成をとっているので、スペックアップを行う際にもシステムを停止する必要がありません。これはシステム管理者だけでなく、クライアントにも大きなメリットです。また、アクセスが集中した場合にも、一次対応手順書による対応や 72時間無償のリソース追加をしてくれる点も助かっています ( 岡氏 ) 」

移転直後の 2009年 1月、想定の数倍ものアクセスが殺到するアクシデントが発生した。その際、一時的につながりにくくなったもののシステムは無事に稼働しつづけ、パワーフレックスのメリットを実感することができたという。

KINEZO キャプチャ画像

負荷テストの併用で、さらに安定したシステム環境が実現

今回、パワーフレックス上で kinezo を稼働させる前に負荷テストを行った。従来のシステムでは 10分間で 1,000件の予約を処理することができたが、パワーフレックスによるシステムではリソースの追加を行わなくても同じ処理が実行可能なことがわかった。

「 負荷テストの結果は、現在のシステムはどこまで処理できるか、そしてどの段階でシステム拡張を検討しなければならないかがわかるので、クライアントと問題点を共有し、互いに納得するための有効なツールとして活用しています。また、パワーフレックスと負荷テストの併用することで、具体的な数値をもとにリソース管理を行うことができるようになる点も大きなメリットですね ( 岡氏 ) 」

当日チケット売り場に並ぶことなく、事前のチケット予約を可能にした kinezo。
システム停止を極限まで短縮することができるパワーフレックスの利用により、その利便性はさらに高まったといえるだろう。


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